「MOTHER」という糸井重里の手がけたゲームの公式コミックの感想文ですが、UNDERTALEとdeltaruneの作者であるtobyさんも原稿を寄せている為、このブログに感想を書きます。
ご存知の方も多いと思いますが、tobyさんはこのゲームが好きで、とくにUTには「MOTHER」の影響を受けたのだろうと思われる箇所が多々あります。(筆者がUTをプレイしてみたいと思った動機の一つが「グラフィックがMOTHERに似ているから」でした)。
MOTHERは筆者にとって好きなゲームの1つではあるのですが、最新作(最終作)の3でさえ2006年発売と10年以上前のゲームで、熱はやや冷め気味です(部屋には本作のマスコットキャラであるどせいさんのぬいぐるみが転がっているけどね)。だから多分、tobyさんの原稿がなければ買わなかったというか、ほとんどtobyさんの原稿目当てで買いました。
タイトルにある通り「公式コミック」で、総勢35人の漫画家や作家が漫画やイラストを寄せています。
さすがにtobyさんの原稿は漫画ではなく、カラーのイラストと文章でMOHTERシリーズの、主にというかほぼ2について語っておられました。全7ページの内、最後の1ページではMOTHERシリーズのキャラのコスプレをしたUT&dlキャラ達のイラストが拝めるので、これらのゲームが好きな方ならニヤリとできると思います(私はニヤリ( ̄▽ ̄)としました)。
以下はそれ以外のこの本の感想です。
今までもMOTHERシリーズに原稿を提供して来た吉田戦車の漫画はさすがの面白さでした。逆に「意味ワカランつまらん」となった漫画も1つあったのですが、どうやらその漫画家はMOTHERシリーズをプレイしていないとの事。…「じゃあなんで参加したんだよ!?」という心地です。この漫画家の原稿の分だけ金を返して欲しいです(–;)
MOTHERは全部で3作あるのですが、3が異色で物語もヘビーだった為か、このコミックではほぼ「MOTHER1、2最高!」みたいなノリになっていて、3の事を描かれている漫画家さんが少なかったのが、少し残念かもしれません(^^;)
MOTHER熱はもう大分冷めているとは思うのですが、読んでいて懐かしい気持ちになる一冊でした。